眉毛アートメイクをする際の注意点は?特にクリニックの選択は慎重に

目次
眉毛アートメイクは専用の針を使ってインクを入れることで、理想的な眉毛を作り出す施術です。
数回に分けて施術を行うことで、好みの色に定着できます。
ただし注意点として、クリニックの選択は特に注意する必要があります。
技術の高い施術者を頼ることができれば、理想の眉毛を実現できますが、過去には大きな問題へと発展したケースもあるため、どの施術者から治療を受けるかは非常に重要です。
眉毛アートメイクとは

眉毛アートメイクは専用の針や機器を使い、0.02mm〜0.08mmの真皮浅層にインクを入れる施術です。
普通のメイクであれば、汗をかいたり、水に濡れたりすることでデザインが損なわれてしまいますが、眉毛アートメイクはそのような悩みを解消します。
刺青と似ていますが、色素を入れる箇所が違うため、アートメイクは半永久的に傷跡が残るような心配はありません。
アートメイクが真皮の浅層まで針を入れることに対し、刺青の場合は真皮層の奥までです。
刺青は真皮奥まで針を入れるため、新陳代者が及ばずに色素が残り続けます。
アートメイクの場合は持続期間が1〜3年なので、状態を維持するためには再度施術を受ける必要もありますが、綺麗な眉毛を維持できるため、アートメイクが手放せないという方もおられます。
施術時間・持続期間
眉毛アートメイクの施術時間は2時間~3時間以内でカウセリングからデザイン、施術終了までが終わることがほとんどです。
当院ではしっかりカウセリング、デザインのお時間をとっており、ご納得のいくデザインになるまで一緒に考えていきます。
眉毛アートメイクを検討する際の注意点
眉毛アートメイクを検討する際、もっとも注意すべきはクリニックの選択を慎重に行うことです。
他には自身の希望とリスクを踏まえた上での判断が必要になります。
クリニックの選択は慎重に行う
アートメイクは医療行為なので、資格のある施術者がいる医療機関で受ける必要があります。
しかし過去には違法サロンによって逮捕者が出たケースもあり、健康被害にあった人も多いです。
アートメイクを行えるのは「医師免許を持つ人」あるいは「医師免許を持っている人が在籍しているクリニックの看護師および准看護師」のみです。
エステサロンでのアートメイクは違法行為になるので、絶対に利用してはいけません。
希望するデザインと術式を決める
眉毛アートメイクを希望される際には、デザインと術式を決めましょう。
術式について不明な点が多ければ、施術者に相談しても問題ありません。
眉毛アートメイクは「手彫り」「機械彫り」「手彫りと機械彫りの組み合わせ」から選べます。
それぞれメリットやデメリットが異なるため、自身が希望するデザインに適した術式を選ぶことが好ましいです。
MRI検査ができなくなる可能性がある
MRI検査ができなくなる理由は、染料に含まれている金属成分によるものです。
含有量は染料によって異なるため、このリスクを抑えるためには前もって金属成分が少ないインクを使っているクリニックを利用すると良いでしょう
アレルギーを起こすケースがある
アートメイクで利用する色素には微量の金属成分が含まれているので、アレルギーに敏感な人は発症するおそれがあります。
金属アレルギーを持っている人でも反応しないことは多々ありますが、クリニックでは施術前に適応のスクラッチテストを行います。
そこで問題がなければそのまま施術可能です。
条件によっては治療を受けられない
アートメイクは感染症のある方などは受けられません。
またケロイド体質の人や、アトピーの症状がある人も、断られる可能性もあるため、心配な方はご予約前にクリニックに確認すると良いでしょう。
眉毛アートメイクをした後の注意点
施術後の体はダメージを受けている状態なので、できる限り労わる必要があります。
他の医療行為と同様に、眉毛アートメイクにも様々なリスクがあるため、事前の理解が重要です。
血行を上げる行為を控える
ダウンタイム中の症状にはかさぶた、ひりつき、かゆみ、乾燥、赤みがあります。
激しい運動や長時間の入浴などの行為は、血行を促進させダウンタイムの症状を悪化させることがあるので控えましょう。
ダウンタイムは1週間なので、その期間内は安静にして過ごすことを推奨します。
施術後当日は洗顔が出来ず、スキンケアも避ける部位がある
施術後当日は洗顔が出来ません。
そのため、当日のメイクはクレンジングシートなどで拭き取りのみとなります。
また、翌日以降は1週間は施術部位を避けてスキンケアをお願いしております。
色素の定着率より上げるためにクリニックで提示された注意事項は守るようにしましょう。
施術から数日は眉毛が濃くなる
眉毛アートメイク後は約3日後にかさぶたができます。
個人差はありますが、色合いは治療直後より濃くなったように見える傾向があります。
傷が修復するとともに次第に薄くなっていきますが、無理して剥がしてはいけません。
傷跡の発生や色素の定着を困難にすることがあるため、できるだけかさぶたに触らずに過ごしましょう。
眉毛アートメイクがおすすめな人

眉毛アートメイクがおすすめなのは、以下に該当する人です。
- ・メイクの時間を短くしたい人
- ・化粧くずれを抑えたい人
- ・均一で調和のとれた眉を作りたい人
- ・眉毛の形を整えたい人
- ・薄い眉毛を隠したい人
- ・眉毛のお手入れを楽にしたい方
アートメイクで結果を出すには、カウンセリングの際に自身の希望を施術者と共有することが重要です。
アートメイクはハナビューティークリニックへ
ハナビューティークリニックの施術は、2Dアートメイク、3Dアートメイク、4Dアートメイクに対応しています。
術式を使い分けることで、お客様一人ひとりの希望に適した施術が可能です。
眉毛アートメイクを受ける人に多い心配ごとは「痛みの発生」「見た目の失敗」です。
当院では先に施術する部分に麻酔薬を塗るため、痛みに敏感な人でも安心して治療を受けられます。
眉毛の色合いが気に入らない場合には修正が可能ですが、暗い色を適用すると後々の調整が難しくなります。
もし適切な色の判断が難しい色がわからない場合は、やや明るめにしたアートメイクがおすすめです。
まとめ
眉毛アートメイクを受ける際の注意点は、クリニックの選択を慎重に行うことです。
過去には違法サロンによる健康被害が発生したケースがあるので、施術は医師免許を持っている施術者が常駐するクリニックを利用しましょう。
眉毛アートメイクにはMRI検査ができなくなるというリスクの懸念もあります。
染料に含まれる金属成分の含有量によってリスクが左右されるため、事前にクリニックに問題がないか確認しましょう。
ドクター紹介

私たちの使命は、自信を創り、人々の幸せの源泉となること。日本の美容医療の美しさを伝道し続けます。
みなさまが歳を重ねるほどに磨かれ輝くための、お手伝いをさせていただきます。上質な医療を提供するとともに、安心して落ち着けるクリニックを目指し、スタッフ一同全力を尽くします。
Hana Beauty Clinic 院長 厚田 幸子 Sachiko Atsuta