アートメイクの後遺症が起こる原因は?リスクを防止するポイントを解説

目次
アートメイクはマイクロニードルと呼ばれる極細の針を使用して色素を入れる施術です。
専門的な知識を有して技術力のある施術者、あるいは看護師から受けるならリスクは最小限に抑えられますが、そうでない場合には様々なリスクが付きまといます。
そのリスクの一つが、後遺症です。
針で傷をつけていく手法であるため、施術者は患者一人ひとり肌の状態を見極めた上で、負担のないように治療を行う必要があります。
しかし、実際に後遺症を引き起こした事例があることは確かです。
その原因や、防止するためのポイントについて見ていきましょう。
アートメイクは医療行為

アートメイクは誰にでもできる手軽な施術ではありません。
アートメイクは医療機関において、適切な資格を有する者、または医療従事者の監督下にある看護スタッフのみが施術を行えます。
術後はインクが肌に馴染んでいない状態であるため、ダウンタイムは適切に過ごすことが大切です。
施術はもちろん、ダウンタイム中のサポートを円滑にする上でも、専門知識を有している施術者・看護師を頼ることが必要です。
過去には資格を有していないエステサロンによる健康被害が多数報告されています。
後遺症を避けるためには、信頼できるクリニックの利用が不可欠です。
アートメイクで後遺症が起こる原因
アートメイクで引き起こされる後遺症には、以下の3つの原因が挙げられます。
- 施術者の技術力が低い
- 違法サロンを利用する
- アートメイクの適応がない
たとえ同じアートメイクを行うにしても、施術者が変われば当然成果にも大きな違いがあります。
違法サロンを利用する
アートメイクで後遺症が残る要因として、違法なサロンの利用が挙げられます。
多くの場合、違法サロンはアートメイクのサービスを格安で提供していますが、熟練した施術者と同じレベルのケアや質の高い仕上がりの提供はできません。
違法サロンを利用してしまう要因には、費用の安さだけでなく、アートメイクが医療行為であることへの認識の欠如があります。
専門的な知識や技術を有していない施術者から治療を受けた場合は、深刻な後遺症を引き起こすおそれがあるため絶対にやめましょう。
施術者の技術力が低い
アートメイクにおける後遺症の原因の一つは、施術者の技量不足です。
アートメイクは精密な工程を経て行われるため、期待通りの仕上がりにするためには高い技術と知識、経験が必要です。
施術者が未熟であったり、アートメイクに精通していなかったりすると、施術に失敗し、後遺症が残る可能性もあります。
アートメイクの適応がない
通常クリニックでは施術に移る前に適応の有無を確認します。
もし適応の確認がないままアートメイクが行われた場合、様々なリスクの発生要因となるでしょう。
国内のクリニックであれば、適応を確認せず施術に移ることはほぼないと思われますが、海外でアートメイクを受ける際には注意してください。
アートメイクによる後遺症の一例
アートメイクによる後遺症には、以下のような一例が存在します。
- 感染症
- アレルギー
- 痛み・腫れ
過去に国民生活センターに寄せられた健康被害のほとんどは、無資格サロンによるものです。
とはいえ医療機関で施術を受けた場合であっても、リスクを0にすることはできません。
アートメイクを受ける際には、後遺症を含めたリスクについても説明してもらいましょう。
感染症
アートメイクは針を使用するため、感染症を引き起こすリスクがあります。
衛生状態が良いクリニックを利用し、ダウンタイム中も清潔を心がけていれば感染症にかかる心配はほとんどありません。
施術を検討する際は、クリニックの衛生環境を確認しましょう。
アレルギー
インクには微量の金属成分が入っているため、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
そのため施術前にはパッチテストを行い、有害な反応がないことを確認します。
もし適応を確認せず治療に臨んでしまうと、アナフィラキシーショックを引き起こすリスクもあるため、特に注意が必要です。
痛み・腫れ
通常は痛みや腫れが起こっても、数日間で治まります。
しかし針で刺した傷が深い場合や、雑菌が入った際には状態が悪化するおそれがあります。
症状が緩和しないようなら、施術を受けたクリニックへ連絡してください。
アートメイクによる後遺症を防止するには

アートメイクによる後遺症の防止は、クリニックの選択にかかっています。
失敗をしないためには、時間をかけてでも信頼性のあるクリニックおよび施術者を頼ることが大切です。
実績のある施術者から受ける
アートメイクで成果を出すためには、実績のある施術者を頼ることが肝心です。
症例数や口コミなどを参考にして、総合的に判断しましょう。
いくつか候補をピックアップした後は、実際にクリニックまで足を運んだ上で決定することがおすすめです。
丁寧な診断とカウンセリングを受ける
リスクを抑え満足のいく結果を出すには、丁寧な診断とカウンセリングが不可欠です。
アートメイクに長けた専門家は患者の状態や希望を把握し、最も適した施術を提供できます。
丁寧な診断とカウンセリングは、満足のいく見た目を実現できるだけでなく、後遺症のリスク抑制にもつながります。
アフターフォロー体制も含めて検討する
アートメイクの施術を行う際には、アフターフォロー体制も考慮することが大切です。
どのような治療法にせよ、一定のリスクが存在するからです。
万が一の事態に対応するために、クリニックとの連携を確保しましょう。
アートメイクならハナビューティークリニック
ハナビューティークリニックでは4Dアートメイクを採用しています。
以前のアートメイクは、繊細性に欠け、違和感のある結果になることが多い傾向にありました。
近年は機器や施術者の技術力の向上が目覚ましく、自然な仕上がりが可能になっています。
当院のアートメイク術は、本物の眉毛と見分けがつかないほどリアルで、自然な印象を与えられます。
悩みや要望がありましたら、お気軽にご相談ください。
アートメイクは必ず医療機関で受けましょう
アートメイクで後遺症が起こる原因の多くは、資格のある医療機関で施術を受けなかった結果です。
現在では違法サロンの数は少なくなっていますが、過去には様々な健康被害の報告例がありました。
アートメイクは医療行為なので、エステサロンではなく、必ず医療機関を利用しましょう。
技術力の高い施術者から治療を受けることで、満足のいく結果を得られます。
ドクター紹介

私たちの使命は、自信を創り、人々の幸せの源泉となること。日本の美容医療の美しさを伝道し続けます。
みなさまが歳を重ねるほどに磨かれ輝くための、お手伝いをさせていただきます。上質な医療を提供するとともに、安心して落ち着けるクリニックを目指し、スタッフ一同全力を尽くします。
Hana Beauty Clinic 院長 厚田 幸子 Sachiko Atsuta