ボトックスでバニーラインを改善するには?注入部位とリスクを解説!

目次
バニーラインは、目頭から鼻にかけて斜めに入る表情ジワの一種です。
若い頃は表情豊かで可愛らしいのですが、年齢とともに、不満そうな顔に見えたり、怒って見えたりと、周囲から勘違いされやすい表情の原因となります。
バニーラインはボトックスで改善が期待できますので、本記事では、方法・注入部位・リスクを解説していきます。
不機嫌顔にお困りの方は必見です。
バニーラインの原因
バニーラインの原因は、鼻筋と上唇翼挙筋による表情のクセです。
笑うときにこの2つの筋肉が収縮しますが、加齢とともに肌のコラーゲン・エラスチン量が減るので、筋肉の収縮でクセがつきます。
これがバニーラインの原因です。
バニーラインと鼻根の違い
笑ったときにできるシワには、バニーラインのほかに「鼻根のシワ」があります。
鼻根のシワは、鼻根筋の収縮が原因で、横にできるシワです。
バニーライン以外に鼻根のシワができると、犬が威嚇したときのような怖い印象を与えてしまいます。
鼻根とバニーラインのどちらもケアしていくことで、不機嫌で怖そうな表情を改善できるでしょう。
ボトックス注射でバニーラインを薄くする方法
ボトックス注射を鼻背や鼻根に施術することで、バニーラインの改善が期待できます。
ボトックスは、筋肉を収縮させる神経伝達物質「アセチルコリン」が放出されないよう制限するので、筋肉の収縮によるシワ予防・改善に効果的です。
バニーラインも鼻根の横シワも、同時にうすくできるので、表情のクセが原因でシワになっている方に、ボトックス注射はおすすめといえます。
ボトックスでバニーライン治療をするメリット
ボトックスでバニーライン治療をするメリットには、次の4点があります。
・ダウンタイムが短い
・傷跡が目立たない
・将来のシワ予防になる
・バニーラインを気にせず思い切り笑える
それぞれ解説していきましょう。
ダウンタイムが短い
ボトックス注射では、ダウンタイムが数時間~数日と短いのが特徴です。
ボトックスの効果が現れるまで、数日かかりますが、極端に腫れたり、赤みが出ることはほとんどないでしょう。
施術のために仕事を数日休まなくてもいいのが、ボトックスによる治療のメリットです。
傷跡が目立たない
ボトックスによるバニーライン治療は、メスを使わずに行えます。
顔にメスを入れずにシワ改善ができるので、ボトックス注入は、初めてのシワ治療にもおすすめといえるでしょう。
施術直後に、注射針による跡と小さな赤みが生じますが、数日のうちにわからなくなります。
周囲からバレずにバニーラインを改善したい方にもおすすめの治療法です。
将来のシワ予防になる
ボトックス注射は、筋肉の収縮をおさえて、表情のクセによるシワを予防できます。
筋肉の収縮が減れば、その分肌へのクセ付けの回数が減り、皮膚に負担がかからないからです。
今あるバニーラインだけでなく、将来のバニーライン予防としても、ボトックスには効果が期待できます。
バニーラインを気にせず思い切り笑える
ボトックスでバニーライン治療を行うと、どんなに笑っても、筋肉が収縮しないので、表情のクセを気にせず思い切り笑えます。
シワや表情のクセを気にしすぎてしまい、思い切り笑ったり、楽しめないのはつらいことです。
しかし、治療後はボトックスが筋肉のはたらきを抑制しているので、自分の表情を気にすることなく全力で楽しめるのがメリットといえるでしょう。
ボトックスでバニーラインを治療するリスク
ここからは、ボトックスでバニーラインを治療する際に生じるリスクを紹介します。
表情が不自然になる可能性
ボトックスは、注入した場所の筋肉のはたらきを制限するので、注射部位や深度が適切でない場合、表情が不自然になる可能性があります。
ボトックスの持続期間は3~6カ月と言われているので、徐々に表情は元に戻ります。
しかし、不自然すぎて生活に支障が出る場合は、修正のためのボトックスを追加注射したり、アセチルコリン塩化物を注射して、ボトックスの効果を弱めることも可能です。
ボトックス注射で失敗を避けるためにも、クリニック選びは慎重に行いましょう。
アレルギー症状
まれに、ボトックスでアレルギー症状が出る方がいます。
かゆみやじんましん、のど・まぶた・唇など粘膜の腫れなどの症状や、重篤な場合は吐き気や呼吸困難になることもあります。
過去にボトックスでアレルギー症状を起こした方は、クリニックを変えてもアレルギー症状が出る可能性が高いので、事前カウンセリングでアレルギー症状を申告しましょう。
内出血・腫れ
ボトックスは注射の際、針が血管を傷付けることで、内出血が起こることがあります。
また、注射部位がぷくっと腫れることがありますが、どちらも数日でおさまることがほとんどです。
内出血・腫れのリスクを下げるためにも、施術後1週間は激しい運動や入浴・サウナなど、血行がよくなる行為を避けましょう。
妊娠中は施術を受けられない
妊娠中・授乳中・妊活中に施術を受けられないことも、ボトックスのリスクです。
ボトックスは胎児や子どもへの影響がまだはっきりとわかっていないため、妊娠・授乳中・妊活中は施術を受けられません。
妊娠や妊活の可能性がある方は、かならず医師に相談してください。
バニーラインのボトックス治療もハナビューティークリニックにおまかせ
ハナビューティークリニックは、落ち着きのある西新宿エリアにある美容クリニックです。
使用しているボトックスは、アラガン・エステティックス(旧:アラガン・ジャパン社)製で、厚生労働省認可済みの、安全性の高い製剤です。
ハナビューティークリニックでは、施術者が患者さまの表情クセをみながら、注入部位を見極めて注射していきます。
バニーラインだけでなく、眉間のシワなど表情クセが原因で起こってしまったシワにお困りの方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。
【まとめ】ボトックスでバニーラインを改善するには鼻筋に注射する 場所の見極めが大切
バニーラインは、周りから不機嫌や怒っているように見られやすいシワです。
ボトックス注射では、筋肉の収縮そのものを制限するので、表情豊かな方でも、バニーラインの改善が期待できます。
バニーラインの改善には鼻筋に注射をしますが、注射部位や深度の違いで、思ったような効果が出にくいので、クリニック選びは慎重に行いましょう。
不機嫌顔でお困りの方は、ボトックスを検討してみてください。
ドクター紹介

私たちの使命は、自信を創り、人々の幸せの源泉となること。日本の美容医療の美しさを伝道し続けます。
みなさまが歳を重ねるほどに磨かれ輝くための、お手伝いをさせていただきます。上質な医療を提供するとともに、安心して落ち着けるクリニックを目指し、スタッフ一同全力を尽くします。
Hana Beauty Clinic 院長 厚田 幸子 Sachiko Atsuta