アートメイクは施術後何年もつ?長もちのコツも併せて紹介
目次
アートメイクは手軽にできる美容施術として人気があります。しかし一方で効果に永続性が無く、施術したからと言って一生残るわけではありません。そのため、「施術を行いたいけど、何年もつのかわからないし…」と不安を抱く人も多いでしょう。
本記事では、アートメイクが何年もつか?という目安をはじめ、消える理由や消えにくくするコツを解説します。参考にして、アートメイクを長持ちさせる手助けにしてください。
アートメイクとは?
アートメイクとは、インクを肌に注入することで、理想のパーツを平面的に描く美容施術です。肌に注入といっても表面から0.02~0.08mm程度のことであり、肌の奥深くにインクを入れていくわけではありません。
あくまでインクであるため触るとメイクであるとわかりますが、技術の進歩により、昨今はパッと見てもメイクとわからないようになっています。
メイクできる部位は眉・口元・ほくろ・ヘアラインなどが代表的ですが、クリニックごとに受付可能な部位は異なります。当クリニックでは、眉の2D・3D・4Dとリップのアートメイクを受付ております。
4Dアートメイクとは?
4Dアートメイクとは、マイクロニードルと言われる専用の針を使用し、毛1本1本の間に色を入れ、より立体的に見える仕上げとする行うアートメイクです。
従来のアートメイクは毛が生えているかのような見た目と、毛が濃くなっていく色の濃度の両立が困難でした。しかし4Dアートメイクでは、より自然で本当に生えているかのような仕上がりにすることが可能です。
アートメイクの効果
アートメイクの効果は、以下のとおりです。
・理想のパーツを手に入れられる
・デザインを自分で決定できる
・毎日のメイクの手間が省ける
・すっぴんでも眉毛のある状態を維持できる
・美容施術を受けたと悟られにくい
アートメイクの最大の特徴は、理想のパーツに仕上げることができ、かつその状態をキープできることです。
インクと言っても簡単に落ちるようなものではなく、洗顔なども行えます。メイクを施さずとも美しいパーツを維持できるため、メイクの手間が省けます。
アートメイクは何年もつ?
アートメイクは一般的に1~3年もつと言われています。ただし1~3年という期間はあくまで目安であり、個人差によってより短かったり、長かったりします。
何年もつかは体質などによって左右されますが、アートメイクにとって良くない生活を送っていると、比較的早く消えやすくなってしまいます。
なお、消えた後の再施術も可能であり、回数制限などは特にありません。
アートメイクが薄くなる理由は?
アートメイクが薄くなる一番大きな原因は、肌の代謝です。
人間の肌は一定の期間ごとに新しく生まれ変わっています。この現象をターンオーバーと呼びます。
アートメイクはインクを肌に注入しますが、ターンオーバーが起こるごとに、肌に入ったインクは体外に排出されていきます。
そのため、どんなに注意していても、アートメイクを永遠にもたせることはできません。
アートメイクを持たせるために
アートメイクには、できるだけ長くもたせるコツがあります。具体的には以下のことを、ダウンタイム中に心がけてください。
・代謝を促進しない
・できるだけこすらない
・できるだけ濡らさない
・ダウンタイムのケアを丁寧に
ダウンタイムが終了した後は、通常通りの生活に移って構いません。
なお、上記のコツを実践しても、アートメイクを永遠にもたせることはできません。しかし、何もしない場合に比べて長くきれいな状態をキープできるでしょう。
代謝を促進しない
アートメイクをもたせるには、代謝を促進しないことです。
体の代謝がよくなると、肌のターンオーバーが促進されます。そして結果的に、メイクのインクが通常よりも早く体外に排出されてしまいます。
代謝を良くすることそのものは、体に対してメリットもあります。そのため、代謝を必要以上に悪くしようとする必要はありませんが、長持ちさせたい人は適度な程度をおすすめします。
できるだけ濡らさない
水も刺激と同様です。ダウンタイム中アートメイクの施術部位を過度に濡らしていると、インクの薄れが早くなってしまいます。
通常の洗顔程度であれば問題はありませんが、水泳が習慣であったり、人より汗をかく人なども、メイクが薄れやすい傾向があります。また、ダウンタイム中は施術部位に対し、入念な洗顔なども避けて普通程度の洗顔にしておきましょう。
ダウンタイムのケアを丁寧に
短いとはいえアートメイクにもダウンタイムがありますが、そこで丁寧なケアを行うことでアートメイクが長もちします。丁寧な保湿を心がけ、刺激を与えないよう、いつも以上に注意しましょう。
施術直後であっても多少のことでインクが落ちることはありませんが、肌は施術の影響で通常時よりも弱っています。いつもよりも労わる気持ちで過ごしてください。
【参考】アートメイクが消えることにはメリットも?
アートメイクが消えることは、見ようによってはメリットにもなります。
アートメイクを施したのち、「デザインを変えたい」と感じる人は意外にも少なくありません。アートメイクは放っておけば薄くなっていくため、薄くなった際に改めて以前と違うデザインにするということも可能です。
ただし、言い換えるとデザインを変えたい場合は、消えるのを待つ必要があります。細部の変更であれば、少し薄くなってきた段階でも再施術可能ですが、大幅なデザイン変更は除去を行う必要があります。
信頼のおけるクリニックで施術を受ける
アートメイクで失敗しないためには、信頼のおけるクリニックで施術を受けることが重要です。
アートメイクについての説明を丁寧にしてくれるだけでなく、仕上がりイメージを共有し、それを実現させる腕の確かさを持つクリニックを利用しましょう。
もしもクリニックに迷った場合は、ぜひハナビューティークリニックにお越しください。
まとめ
アートメイクは永遠に効果が発揮される施術ではありません。しかし長もちさせるコツを知り、アートメイクの特徴を知ることで、メイクの状態をより長くキープできるようになります。
「どうせ消えてしまうから」と考えるのではなく、少しでも長く理想の状態を維持し続けられるよう、できることから意識して生活しましょう。
ドクター紹介

私たちの使命は、自信を創り、人々の幸せの源泉となること。日本の美容医療の美しさを伝道し続けます。
みなさまが歳を重ねるほどに磨かれ輝くための、お手伝いをさせていただきます。上質な医療を提供するとともに、安心して落ち着けるクリニックを目指し、スタッフ一同全力を尽くします。
Hana Beauty Clinic 院長 厚田 幸子 Sachiko Atsuta